海外サッカー界で活躍する日本人選手 岡崎慎司

サッカー

海外で活躍する日本人スポーツ選手は数多く存在しますが、サッカー選手の岡崎慎司もその一人です。

男子日本代表チームでもキープレイヤーとしての信頼を得ている岡崎慎司は、2005年に入団したJリーグの清水エスパルスが最初のキャリアです。当初はフォワードとしてさほど期待されていませんでしたが、泥臭さやひたむきさが徐々に結果に繋がり、2007年に初得点をあげシーズン合計5得点を記録しました。

2008年にはレギュラーを獲得、同時に日本代表にも選出されるなどステップアップを重ね、2009年初頭のアジアカップでは代表初得点をあげるなど国際大会でも活躍を見せるようになります。同年に行われたワールドカップアジア最終予選では、本戦出場を賭けた一戦で決勝点を決めるなど、日本代表にはなくてはならない存在となりました。

海外でキャリアを積むことを目的として2011年にブンデスリーガのシュトゥットガルトと契約、怪我の影響もありリーグ戦は3シーズンで10得点に留まりましたが、チーム事情から守備に回る機会が多かったことが守備力の向上にも繋がります。

2013年シーズンには同じブンデスリーガのマインツへ移籍、2シーズンで27得点の大活躍を見せ、2015年シーズンからはプレミアリーグのレスターと契約、レスターのプレミア初制覇に貢献しました。

プレミアリーグで活躍する日本人サッカー選手という意味合いだけではなく、海外の一流リーグに所属するスポーツ選手としても今後の活躍が期待されています。

海外で活躍をしている選手といえば香川真司

海外で活躍をしている日本人スポーツ選手といえば、サッカー選手の香川真司がいます。日本をワールドカップに導いたのも彼の貢献はかなりあるといってもいいでしょう。いろいろと評価が分かれたりすることもありますが、日本がここまでのレベルになったのも彼が世界に出ていって世界の技術や考え方を日本に持ち帰ったということがあると思われます。

日本のスポーツ選手はなかなか世界で通用しないと言われている中で、世界で着実に実績を残してきたというのは大きな意味があると言えるでしょう。世界で活躍をするというのはそれだけ難しいことだからです。それはこれまで多くの日本人が世界に出て、なかなか結果を残せていないということで証明されているとも言えます。そのような中で結果をある程度残して、日本のサッカー界に貢献をしているということでもその実績は評価されるべきだと思います。

これまでの日本代表を率いてきたということも考慮していいでしょう。一つのチームをまとめるというのは並大抵のことで出来ることではありません。ましてやそれが日本代表となると個々が完全にぶつかり合う世界になるでしょうから、それを束ねるだけでも大変です。その上で実績を残してきたわけですから、これは当然評価されて然るべきです。